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客室乗務員が机に向かう時

私のバケーションも今日で終わり。

そして明日からは・・・・フライト  ではないんです。

そう、一年に一度の定期訓練。

普段は忙しく動き回る客室乗務員が学生さんのように
机に向かうのがこの一年に一回の定期訓練。

客室乗務員は入社時に8週間の初期訓練があり、その時に
基礎をみっちり身に着けます。

(この時の話はまた今度。)

そしてその後は1年に一度定期訓練を受けることが義務付けられて
いるのです。

この訓練は2日間に渡り、筆記試験と実技があり、合格しなければ
空を飛ぶ資格を剥奪されてしまいます。

もちろん普段、乗務しているのだからすでに知っていなければ
いけないことばかりではありますが、やはりみんなの前で
実技をしたり、筆記試験は緊張します・・。

筆記試験では全機種の安全設備に関してのテスト。
それから安全や緊急時に関してのテストがあります。

また実技はモックアップにて実際のドアの開閉や脱出用スライドを
出す際の緊急モードでのドアの開け方、また実際にクルーと
お客様の役に分かれての火災発生や緊急着陸を想定した
脱出訓練が行われます。

また今年からはファーストエイドが独立したトレーニングとなり
合計3日間にわたり訓練が行われます。

私達のマニュアルは広辞苑くらい?あるのですが、基本的に
これを全て覚えることになっています。

またアップデートされていくマニュアルをきちんと管理することも
義務付けられていて、必要なページが抜けていたりしても
乗務からはずされてしまいます。
ときには罰金をはらわされることも・・

というわけで、わたくしも机に向かってマニュアルを読み直して
いるところでございます。

なので今日は写真なしであっさりと。

明日の訓練がんばってきま~す!

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by maruchu-yakiniku | 2009-03-18 08:04 | 空の仕事