客室乗務員用語
休日なのにいつもと同じ7時に目が覚めてしまいました。
なんだかもったいない・・
窓の外をみると・・・
遠くの方に雪が積もった北の山々が見えます。 空の青さが気持ちいいですね。
そういえばこのシーズン、一度もスノーボードに行ってないですねぇ・・。
コーヒーで目を覚まし、桜のお香をたいて、早速コンピューターの前に座ります。
今日は 客室乗務員用語 について!
皆さんが普段使っているのと違う意味だったり、日本の航空会社とは
また違う数々の専門?用語。 そのいくつかをご紹介しまーす!
1 シニア
年功序列のエアライン。お相撲さんの世界と一緒で一日でも早く会社に
入った方が先輩です。 自分より先輩をシニア、後輩をジュニアと呼びます。
エアラインでいうシニアというのはけっして年寄りと言う意味ではないのでお間違いなく。笑
私たちは特別の敬意をもってシニアと呼んでいるのです!
2 クルスケ
クルースケジュラーの略。 クルースケジュラーとは私たちクルーのフライト
スケジュールを管理する方々。 私のようにスタンバイで飛ぶジュニアクルーに
とっては恐ろしい存在。 フライトが終わって家に帰ろうとする私たちに
「もう一本、飛んでみましょう!」 などというメッセージを平気で送ってきたり
する冷酷非道の嫌われ者。 (ホントは仕事だからしょうがないんですけどね。)
3 レッドアイ
寝不足で目が赤くなるなることからこう呼ばれる夜中のフライト。
オールナイターとも呼ばれます。 バンクーバーからなら私が以前ご紹介した
シドニーなんかがレッドアイフライトにあたります。
4 ドメス
ドメスティックフライトの略。 国内線のことです。
国内をぐるぐる飛び回ることをドサまわりとも呼びます。
5 インター
インターナショナルフライトの略。 国際線のことです。
オーバーシーとも呼ばれ、上記、シニアの方が
沢山乗務しているフライト。
6 ブラックホール
トロント空港周辺を指します。
すべてを飲み込むブラックホール。一度吸い込まれたら
戻ってこられないことから、こう呼ばれています。
トロント空港はそのフライト数の多さで知られています。
フライト数が多ければ、もちろん急にクルーが必要になったり
することも多く、その補充に違うベースのクルーが使われることも
しばしば。
そう、一度トロントに飛んでしまったら、翌日ホームベースに戻ることは
不可能。 トロントを中心に国内はもちろんのことヨーロッパ、南米、アメリカ
各地を飛び回ることになります。
なかなか家に戻ってこられないので、ホームシックになってしまう
クルーも・・・。(←私のこと)
この他にもまだまだ沢山ありますが、それはまた今度に。
せっかく早起きしたので、散歩にでも行ってきま~す!!
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