シドニーからバンクーバーへのフライト
今日はフライトアテンダントの仕事内容も含めてフライトについて
書いてみます。
通常ホテルでのピックアップの1時間前に各自の部屋にWake Up Call
が入ります。
それまで昼寝をしていた人も、この電話の後は出発に向けて準備をします。
空港に着くと、フライト前のブリーフィングが始まります。
この時に緊急事態の際の確認や働くポジションの確認、
サービスについての説明などが行われます。
私が担当したビジネスクラスではお客様が乗り込む前に
各座席に水のボトル、アメニティキットを配り、新聞などの用意を
します。 (大忙し)
お客様が搭乗されると、まず座席への案内、上着を預かる、
ウェルカムドリンク(シャンパンなど)のサービス、新聞を配る
メニューを配るなどのサービスが続けて行われます。
そして機体が地上を離れると・・・
飲み物のサービス、食事のサービス、免税品の販売が順番に
行われます。
食事はまずは前菜から。
帰りの便の前菜はスモークした鴨肉、スモークサーモン、ホタテと野菜です。
これ、サービス終了後に余っているのを頂いたのですが、
おいしかったですヨ!
そしてメインディッシュは牛フィレ肉と海老です。
このマッシュポテトはなんとワサビ風味。 メニューにもWasabiと載ってます。
(このほかに魚料理とベジタリアン料理のチョイスもあります)
そしてチーズサービス。
今日のチーズは左からブルー、チェダー、ブリーです。
チーズと一緒にポートワインも用意しています。
夫は一度試したら、気に入って飛行機に乗ると楽しみにしているサービスです。
デザートはフルーツ、または写真のレモン メレンゲ タルトです。
コーヒーと紅茶のサービスが終わると、息つく暇もなく免税品の販売が
行われます。
サービスがひと段落すると、クルーは交代で休憩をとります。
このボーイングトリプルセブンにはクルーが横になって
休憩がとれるレストエリアがあります。(有り難いです!)
お客様から見えるところではないので、どこにあるのかはナイショ。
休憩中のクルーのポジションをカバーする為、エコノミークラスに
手伝いにもいきます。
これは一番後ろにあるギャレー(キッチン)です。
このグレーの扉の中には飲み物、食事などがぎっちり詰められて
います。
こちらはコーヒーメーカーです。(家にあるのと一緒でしょ!)サービス中は切らさない様にどんどん作ります。
さて、ビジネスクラスに戻ります。
お腹のすいたお客様のためにスナックを用意してあります。
このケースに入ってるもの、なんだか分かりますか?
ドライアイスの下はアイスクリームです。
これを楽しみにしているお客様は結構いらっしゃいます。
きりっとした男性ビジネスマン風のお客様でもアイスクリームを
薦めると、とたんに笑顔になったりします。
到着の2時間前になると朝食のサービスです。
ここまで来ると写真をとる暇もなかったのですが、
内容は通常、オムレツとかパンケーキです。
バンクーバーが見えてきます。
家からの連絡通り、雪が積もってるのが見えます。
寒そう~。
でも家が一番。 早く家に帰って自分のベッドに入りたい!
たぶんこれが、私達フライトアテンダントの本音ではないでしょうか・・。
私も仕事終了後は、車を飛ばして家に一目散。
昔は大喜びで迎えてくれた娘はパソコンの前に座ったままで
「お帰り~」というだけ。
夫も通常、朝到着する便の時はまだ寝てます・・。
そう、愛犬Cちゃんだけが尻尾がちぎれんばかりの
喜びよう。
私もCちゃんを抱きしめて昼寝をするときが一番幸せ!!
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